9月になり、私はとてもウキウキしています。
なぜなら、9月は10月始まりや1月始まりの手帳の販売が始まる、手帳の季節だから!
私以外にも、文房具や手帳が大好きな人は、ウキウキソワソワしてしまう季節かもしれませんね。
そこで、来月から来年にかけて使う手帳を決めるため、手帳会議をすることで自分の思考を整理したいと思います。
この記事では、手帳会議とは何か、手帳会議の方法などをおさらいし、実際に私の手帳会議を公開します。
そもそも「手帳会議」とは?
「手帳会議」は、現在の自分が使っている手帳を見直したり、自分が手帳をどういう風に使いたいかを考え、これからの手帳の使い方を決めるものです。
手帳会議は何人でやる?
「会議」と書いているので、たくさんの人と話し合うことを想像する方は多いと思います。
実際、かなり前までは手帳好きが複数集まって、ミーティングのようなものを行っていたようです。
しかし、ここ数年は1人で行い、Twitter・InstagramなどのSNSで公開している方が多いです。
文字を呟きながら自分の思考をまとめている方もいれば、現在使っている手帳にイラストなどを描いてまとめ、写真をアップロードしている方もいます。
手帳会議はいつやる?
手帳会議を行う時期は、明確に決まっているわけではありません。
SNSでは、来年の手帳を決めるタイミングに行う方や、いま持っている手帳をうまく使えていないと感じた時に行なっている方が多い気がします。
特に手帳を複数使いする方は、マイルールがうまくいかないと、手帳をうまく活用できなくなってきます。
そんな時に、自分の考えとルールを考え直すために、手帳会議をするといいかもしれませんね。
SNSで「手帳会議」で検索すると、他の人が自分と同じ手帳をどうやって使っていくかが見られたり、自分の知らない手帳を知れて「私も使ってみたい」と思えたり……。
自分でやればスッキリし、他の人のを見れば楽しめる……それが手帳会議の醍醐味です。
手帳会議のやり方
手帳会議の方法は、明確には決められていません。
人によってかなり違うと思いますが、私は以下の流れで進めてみたいと思います。
ここまできっちり行う人はそうそう居ないかもしれませんが、私は物を選ぶ時に、こんな風に徹底的に比較して決めるのが好きなんです。
わたし流 手帳会議
- いま自分が使っている手帳をまとめる
- 自分がどんな風に手帳を使いたいか考える
- 来年から使いたい手帳の候補を調べる
- 自分に合いそうな手帳を候補から選ぶ
- 選んだ手帳と使い方をまとめる
以上が私の手帳会議の流れです。
これはあくまで私流のやり方なので、今後の手帳の使い方さえ定まれば、それでいいと思いますよ。
手帳会議で2020年に使う手帳を決めてみた
ここからは、来年使う手帳を決めるため、実際に私の手帳会議を公開します。
私の場合は、この記事を書きながら自分の思考を整理していこうと思います。
いま使っている手帳
まず、自分がいま何の手帳をつかっているか、現状を整理します。
その手帳の特徴、どんなところが好きか、逆に何が不満か……。とにかく書き出してみます。
私がいま使っている手帳は「バレットジャーナル」というものです。
バレットジャーナルは、好きなノートにバレットと呼ぶ点を打つことでタスクやメモを箇条書きし、スケジュールを管理する手帳術です。
使っているノートは、ロイヒトトゥルムというハードカバーのノートです。
私は、現在廃盤になっている「ニューピンク」という色のロイヒトトゥルムを使っています。
購入した文房具屋さんで、右下に名前を印字してもらいました。
真ん中に貼ってあるのは、大好きなバンドであるウルフルズの最新アルバムについていたステッカーです。
バレットジャーナルを使っていて感じるメリットは、以下の通りです。
- 毎日やらなければいけないことを書きなおさなければいけないので、タスクの実行率が高くなる
- マンスリー・デイリー・フューチャーログの使い分け方が明確で、書く時に迷わない
- 目次・ページ番号・しおりのおかげで、どこに何があるか参照しやすい
- 万年筆が裏抜けしない紙質
- ノートに書いていくので、1日の枠に縛られない
- メモをたくさんとれる
- タスク・メモ・イベントなど、リスト形式で順番に書いていける
- ひとつのことだけをまとめる、コレクションページもすぐ作れる
- それぞれの日の書く量にムラがあっても問題ない
- 多少サボってもすぐ再開できる
上記のメリットについては大満足ですが、以下のようなデメリットもあります。
- 時間軸がないので、スキマ時間の把握などができない(自分で時間軸を書くのは大変)
- マンスリーを作るのがめんどくさい
- 新しいノートに移行するための引き継ぎ作業が大変
- 1冊のノートを使えるのはせいぜい数ヶ月間、最大で半年ほど(買い替えの頻度が高い)
どんな風に手帳を使いたいか
現状を元に、自分が理想とする手帳の使い方を考えます。
ライフログを書きたいのか、スケジュール管理をしたいのか、イラストを描きたいのか、メモをたくさんとりたいのか、どんなペンを使いたいのか、などなど……。
さきほど挙げたメリット・デメリットから考えた私の希望は、以下のとおりです。
- マンスリーを使いたい
- バレットジャーナルの基本のタスク管理方は継続したい
- 時間軸を使いたい
- 年間カレンダーも確認したい
- 万年筆を使いたい
- 体重やブログ更新などの記録をしたい
- メモをたくさんとりたい
- 綴じ手帳がいい(システム手帳のリングが手に引っかかるため)
来年から使いたい手帳候補
自分の理想に合いそうな手帳をピックアップします。文房具屋さんに実際に行って手帳を手に取ってみるもよし、インターネットで今年販売する手帳について調べてみるもよし……。候補とその特徴を調べ、情報を整理しておきます。
先ほど書き出したメリットを残しつつ、デメリットを解消するような手帳を考えてみます。
バレットジャーナルに時間軸を追加する
時間軸を把握するのが難しいバレットジャーナルですが、最近Amazonを見ていて、ふと「グリーティングライフ カスタムスティックス 一日ブランク ふせん」という付箋を発見しました。
この付箋を貼れば、毎日時間軸を作ることができます。
ただし、バレットジャーナルのルールにのっとって毎日時間軸を足していくとなると、一週間見開きで時間軸を見渡すことはできません。
手書きで時間軸のウィークリーを作ったこともありましたが、ウィークリーを放置してデイリーばかり見てしまう、デイリーとウィークリーの片方に書いて片方に書き忘れが発生するなど、弊害がありました。
何より、私の手では美しいウィークリーを手書きで作成することができず、無駄に手間ばかりがかかってしまって……。
CITTA手帳とメモ帳を併用する
昨年秋から半年以上、CITTA手帳を使っていました。
ワクワクリストを埋める楽しみや、2か月見開きのマンスリーと1週間見開きのバーチカル、紙質など、たくさんのメリットがあり、自分にとってかなりしっくりくる手帳でした。
しかし、メモが29ページでは私には足りないので気軽にメモできない、ウィークリーの右枠にタスクを書ききれない時がある、修正ペンや修正テープを使わない(公式推奨)と汚くなってきて辛い、などの欠点が私にとって大きく……。
それから、移行先のバレットジャーナルを使っていくうちに、タスク・イベント・メモの振り分けを自然にできるようになり、万年筆一本で運用することで誤字の汚れも気にならなくなってきました。
にに
今の私なら、メモだけを書く用のノートさえ別に準備すれば、CITTA手帳を使えるかも……?
さらに、一週間分のタスクが右枠に書ききれないことに関してですが、先日文房具屋さんで「ポスト・イット 強粘着モバイルメモ」という付箋を見つけました。
実はこの付箋の中でもMサイズは、CITTA手帳のウィークリーの右横に横幅がピッタリなんです!!
文房具屋さんで、実際にCITTA手帳のサンプルと照らし合わせたので間違いありません!!
にに
やらなきゃいけないことがたくさん残っている時でも、これがあれば大丈夫そう!!
自分に合う手帳を候補から選ぶ
来年から使いたい手帳候補を見比べ、どれが自分の理想に近いかを考えます。
私はふたつの選択肢を上げましたが、バレットジャーナルに時間軸を追加して使っていくより、CITTA手帳とノートを併用する方が、手書きの手間も解消され、うまく運用していけるような気がしました。
なので、2019年10月からは、CITTA手帳に戻ってみようと思います。
バレットジャーナルは一旦やめますが、バレットジャーナルで用いられているタスク管理法はとても自分に合っているので、CITTA手帳の中でバレットジャーナル風にタスクを管理していくのが良さそうです。
選んだ手帳と使い方まとめ
先ほど選んだ手帳を、実際にどのように使っていくかマイルールを決め、まとめれば完成です。複数の手帳を使う方は、どの手帳を何の用途に使うのかをまとめます。
それでは、改めて私の今後の手帳と運用方法をまとめます。
- 使う手帳はCITTA手帳
- マンスリーにはイベントやタスクの名前だけ書き、詳細はウィークリーに書く
- マンスリー下には、何日に行うか決まっていないが、なんとなく時期が決まっているタスクやイベントを書いておく
- ウィークリー右に1週間分のタスクを書く(足りなければ大きい付箋を上から貼って足す)
- タスクはバレットジャーナルに習い、「・」「×」などを使って書いていく
- プロジェクトページに体重・体脂肪率などの体調管理、ブログ更新日時などの趣味の記録をつける
- CITTA手帳巻末のメモには、毎月の家計に関するメモや、ブログのネタなど、頻繁に参照したいものだけを用意しておく(パソコンで作成できるものはパソコンで作り、マステで仮止めし、いつでも外せるようにしておく)
- CITTA手帳とは別にノートを持ち歩き、バレットジャーナルでは「メモ」にあたる項目を、日付をつけて書いていく
これで、私の好きなCITTA手帳とバレットジャーナルのいいとこどりができそうです。
手帳会議で快適な手帳ライフを送ろう
手帳会議を終えて、自分にとって手帳がどんな存在か、どんな手帳なら使いやすいかを見直すことができ、心がとても楽になりました。
そして、この記事をひととおり書き終え、さっそくCITTA手帳を注文しました。
実際に使えるのは10月からなので、届いてから使い始めるまでワクワクソワソワする日々が続きそうです。
にに
現在の手帳に不満が出てきたり、別の手帳を使ってみたくなったら、ぜひ手帳会議をやってみてくださいね。
特に来年の手帳の販売が始まる、秋が大チャンスですよ!
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