先日、文房具屋さんで「マイティグリップ」という新作のシャープペンシルを見つけ、購入してみました。
なんとこのシャーペンは、自分でグリップを巻いて握り心地を調節できる超ユニークなシャーペンなんです。
さらに、別売りのグリップバンドを追加することで二重・三重に巻くこともできます。
この記事では、マイティグリップに実際にグリップを巻いてみた感想や、巻くときのコツを書いていきます。
マイティグリップの付属のグリップを巻いてみる
マイティグリップは2019年12月現在、本体3色×グリップのタイプ2種の計6種類が販売されています。
グリップにはドライタイプ(手汗をかいてもサラサラ)とウェットタイプ(グリップ力が強い)がありますが、私は手汗をかきやすいのでドライタイプにしました。

二重にグリップを巻いてみたいので、追加で白いグリップを同時に購入しています。

2019年12月現在、基本の3色にくわえて期間限定の2色(黄色・白)のグリップが販売されています。
本体の方を開封すると、シャーペンと一緒にグリップが一枚入っています。

グリップの表面の透明フィルムと裏面の両面テープをはがして、目印に合わせて巻き始めます。

ちなみに私はパッケージ裏の説明を斜め読みしていたため、最初に表の透明フィルムをはがし忘れて巻いてしまい、巻きなおしになりました。

にに
説明書、ちゃんと読もう!
このとき、そこそこ強く引っ張らないとグリップの溝部分の端まで辿り着きません。
しかし、グリップを上から留める約1cm幅のゴムバンドがあるので、無理に端まで巻かなくてもいいと後から気づきました。
巻き終わったら、グリップの上にゴムバンドを重ねて完成です。

グリップ一枚の状態で握ってみたのですが……私はシャーペンの握る位置がペン先にかなり近いので、グリップとペン先の段差が気になってしまいました。

シャーペンを持つ位置が高めの方・硬めの握り心地が好きな方は、付属のグリップ一枚で足りるのかもしれません。
別売りのグリップバンドで二重巻きしてみた
ここからは、別売りのグリップを巻いていきます。
が、しかし……当たり前ですが、一枚目のときのような巻くための目印はありません。
どう巻いていいのかわからず、一枚目とそのまま重なるように巻いてみたら……これが大失敗!

持ってみるとデコボコの違和感がハンパない!

にに
そりゃそうですよね……段差に段差が重なったら、さらに段差が高くなるに決まってますもんね……。
使い心地を重視するなら、二枚目以降は一枚目の段差の溝を埋めるように巻いていくのが正解です。

このあと間違いに気づいて巻きなおそうとしたのですが、両面テープでグリップの表面が破れてしまいました……。

グリップを巻くのは基本的に一回勝負だと考えた方がよさそうです。
使用済みのグリップの再利用も難しそうですね。
いろいろトラブルはありましたが、二枚目のグリップを巻き終えました。

ペン先との段差がほぼ無くなり、ムギュっとした独特の握り心地が楽しいです。
販売元であるゼブラさんの公式ホームページを確認してみたところ、テニス経験者の社員さんが発案したみたいです。
今回のマイティグリップ専用グリップバンドは、テニスなどのスポーツ用アクセサリーメーカー、株式会社キモニー(本社:東京都大田区)が製造しています。
創業以来一貫して国内製造にこだわり業界屈指の品質と信頼で40年以上にわたり、テニスやバドミントンのラケットに巻くグリップテープを製造販売しています。
引用元:ZEBRA | ゼブラ株式会社 | 自分でグリップを巻いて完成させる新しいシャープペン『マイティグリップ』
学生時代、体育の授業で握ったバドミントンラケットのグリップを思い出して、少しノスタルジーに浸ってしまいました。
グリップを巻くコツまとめ
- 巻く前に必ずグリップの表面の透明フィルムをはがす
- 巻くときはそこそこ強く引っ張る
- 最後にゴムバンドで留めるため、必ずグリップを端まで巻く必要はない
- 使い心地を重視するなら、二枚以上巻くときに一枚目の溝を埋めるように巻く
- 基本的に一発勝負で、グリップの再利用はできない
ちょっとクセのあるシャーペンですが、文房具を自分でカスタマイズできるのってとても楽しいですね!
文房具好きの方の中には、このグリップバンド単体を購入して他のペンに移植する方もいそうな気がします。
変わり種のシャーペンが欲しい方は、ぜひこの機会に試してみてくださいね。

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